NATURALCOSMOと出会って2年。
2019 季節は夏。
いよいよAFAブルーグリーンアルジーの生まれるアメリカのオレゴン州、クラマスフォールズに行かせてもらう機会をいただいた。
AFAブルーグリーンアルジーは1年に1回、夏の間に大繁殖し、クラマス湖を藻で埋め尽くすと聞く。
拓也君とそれを一目見たいというマニアックな仲間たちとポートランドから飛行機で1時間のメッドフォードを目指した。
プロペラ機を降りて、メッドフォード空港から車でまず向かったのは、クラマス湖の水源となるクレーターレイク。
7700年前の火山活動でできた湖で、長い年月をかけて雨や雪が降り注ぎ、天からの恵みだけでできた奇跡の湖だ。
信じられないブルー。
目指すクラマス湖はブルーグリーンアルジーが生まれる。
その水源がこの美しいクレーターレイクなのだ。この山の上の水源から、その水が川となって流れるとこうなる。真夏でも氷水のような冷たさ。景色がすべて映るほど透明度が高い。
水って本当にすごい。
クラマス湖に行くまでに水源と川を見ただけで溜息しか出ない。
この川の先にクラマス湖がある。
翌日のクラマス湖に期待を寄せながら初日は終了。
二日目。
ブルーグリーンアルジーを収穫、加工する会社のラボと工場を見学させてもらった。
世界一栄養素を多く持つAFAブルーグリーンアルジーはここに集められ、研究したり加工される。
この藻を食べ始めたのはこの会社の先代だそう。
一般的なブルーグリーンアルジーは毒素を持っているので食べられない。しかし、クラマス湖に発生するAFAブルーグリーンアルジーはこの奇跡的な環境のせいか、毒素を有さない。
最初に食べた人凄いな。
遥か昔、この一帯に暮らしていたクラマスインディアンは食べてたのかな?
なんて思いを馳せてみたり。
ちなみに、ブルーグリーンアルジーの学名はギリシャ語でAphanizomenon Flos Aquae(アファニゾメノン・フロス・アクア)といい「目に見えない水の中の花」という意味。その頭文字をとってAFAと呼んでいる。AFAブルーグリーンアルジーはアメリカ・オレゴン州の南部、アッパークラマス湖にのみ自生する天然藍藻類。
藻です。
35億年前、地球に最初に誕生した生物です。
23種類のミネラル、13種類のビタミン、20種類以上のアミノ酸、5種の色素、2種の必須脂肪酸を含有し、人体に必要とされる栄養の理想値に近い。
この生育環境であるアッパークラマス湖は、世界最古の湖のひとつで、パワースポットで有名なマウントシャスタの麓でもあり、カスケード山脈の火山地帯の中央部に位置している。
湖底には約7700年前に噴火したマウントマザマのミネラル豊富な火山灰が9メートルの層を成していて、先のクレーターレイクから一年を通して流れ込む雪解け水により水温が低く保たれていること、平均4.3メートルという浅さなど、様々な条件がAFAブルーグリーンアルジーの生育を可能にしていると予想されている。
大昔から変わらない大自然が作ったオーガニックで神秘的な生き物、それがブルーグリーンアルジーであり、これを輸入して食品、コスメを作っているのがNATURALCOSMOである。
さあ、クラマス湖へ!
車でクラマス湖に到着。
早速高速ボートに乗って湖中央へ。
水は透明なのに中にぎっしり緑の藻が覆い尽くしてる。
琵琶湖の3分の1の湖全体を、夏の間だけ藻(シアノバクテリア)がコロニーを形成して湖を覆い尽くす。
高速ボートで30分。
湖上のステーション到着!
湖中央の方が水温が低く、水もきれいな為、藻の質が良いそう。
巻き上げる。圧巻。
採れたてブルーグリーンアルジー!
独特な藻の香り。色が強い。
湖底まで届く、年間300日が晴天という太陽エネルギー、水源のクレーターレイクから淀む事なく流入する清らかな水、火山の噴火により湖底に10メートル近く積もったミネラル豊富な火山灰、この奇跡の完全自然のエコシステムが現代まで続いている。
ブルーグリーンアルジーの成分をどうやっても人間が同じものを作れないと聞いていたが、納得した。
この自然しか作れないのだと。
この大自然のエネルギーを身体で感じた時、最初にNATURALCOSMOのシャンプーに触れた時の感動に近い感覚があった。
そもそも、ブルーグリーンアルジーが配合されてるシャンプーなんてどこを探してもないのだ。
あの、よくわからないけどなんかいい。が腑に落ちた。
オレゴンまで来た意味があった。
お礼に。
ブルーグリーンアルジーで満たされたクラマス湖にて。
拓也くん、ありがとう。